反射防止加工(AG)
次世代高視認型AG(ANTI GLARE)反射低減加工
大型AGコート
大型AGコート サイズ 865mm×1867mm
- ディピング法やスプレー法でなく、ワークに対してダイレクトコートしています。
液量が節約でき、最大1300mm×1900mmでのワークに対応します。
駅や空港の案内表示や高速道路の大型LED表示機の反射防止パネルとして期待されています。
MIRAGE α
- 反射を低減するアンチグレア処理はビジュアルソースの視認性をどのように確保するかが課題です。
- この度開発された「MIRAGE α」は高い視認性を実現し、多岐にわたる用途での実用化が加速します。
MIRAGE α ポリカーボネート
- 今後、ガラスの代替素材として導入が進むポリカーボネート樹脂にも「ミラージュ α」の加工が可能です。
- 現在開発を進めておりますが、展示サンプルで表面鉛筆硬度が3〜4H程度まで出現しています。
- また、「ミラージュ α」加工により難燃性が出現します。
ハードコート
HARD COAT
写真はPC上にスチールウールで傷が付いたもの
ポリカーボネート等の樹脂パネルは加工性によりガラスに置き換わる可能性を秘めています。
但し、表面の傷に対する強度はガラス並とはいきません。
そこで、近年注目されているのが樹脂表面を保護するハードコート処理です。
このハードコート処理をすることで、ガラスに近い表面硬度を持たせて、様々な分野でのガラス代替品として採用されることが可能となります。
ハードコートは多くがUV照射により硬度が出ますが、MORINOBUでは照度、硬化時間、後処理を研究することでより大きな効果が出現するように工夫しています。
自動車や家電製品をはじめ、あらゆる場面での活用が期待される樹脂はガラスに近い表面硬度を持たせることで、さらにその活躍の場を広げようとしています。
帯電防止コート
ほこりが付きにくいプラスチックケース
プラスチック樹脂において静電気対策は非常に大きな問題となっています。
特に電子部品の搬送ケースや、ガラスマスクの運搬ケースなどでは、ケースに発生する静電気により内容物が破壊されたり、使用できなくなる事故も起きています。
従来対策としては静電気防止素材を貼り付けた樹脂板を使用していますが、静電加工面の接着が不可能であり、高価であるという問題があります。
MORINOBUはこれら樹脂に吹き付けや、コーティングによる帯電防止剤の提案を行なっています。
近年、帯電防止剤の性能が向上しており、一回の塗布で数年間電気的数値が変わらないという優れたものも出てきています。